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さくら観光バスが考えるバスの安全とは?
必要な点呼をしていなかった・・・
管理体制が招くバス事故
2016年、冬に起きたバス事故。
マスメディアにも大きく取り上げれられバス会社のずさんな管理現状、ひいてはバス業界の厳しい運営が明らかとなりました。
出発前の安全確認に必要な運転手の点呼を行っていなかったのです。他にも業務の確認印を確認せずに押していることなど、効果を伴っていない作業内容が明らかとなった。
5年前に行われた安全規制の強化により、バス業界は厳しい経営を迫られています。
さくら観光バスは安全面を徹底管理しています。
今回はさくら観光バスがこうしたバス事故を防ぐために行っている取り組みを紹介します。
GPSを用いた徹底管理。安全対策には赤字も厭わない…?
さくら観光バスではすべてのバスにGPSを搭載し、本部でバスの運行したルートがわかるようになっています。
運転手が本来行くべきルートを勝手に変更していないか、決められた休息をとっているかなどをチェックすることができる仕組みになっています。
さらに、さくら観光バスでは運転手の給料を2016年、2015年に比べて2割引き上げました。社長の天野は、運転手が働きやすい環境を作ることが、お客様の安全に繋がると考えています。
「お客様を大事にさせて頂くことによって利益が出る会社に」
社長の天野の考え方はこうです。
「お客様を大事にさせて頂くことによって、理解を得、利益の出るような会社になれる。出来ればお客様の方でもバス業界の状態を知っていただき、値段に対する意識が変わっていくのではないかと考えている」
一朝一夕で変わるものではないですが、今の取り組みがこの先の業界の改善や発展につながると考えています。
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